【沖縄】クッキーを販売するお店を開業したい方必見!
クッキー専門店開業に必要な準備や資格
クッキー専門店を開くためには、まず営業を開始できるように必要な準備を進めなくてはなりません。しっかりと必要な準備をしておかなければ法律違反となり、罰則の対象になることもあるので注意が必要です。また、今後営業を続けていくことを考えるなら、スムーズに営業を始めることがなによりも大切だと言えるでしょう。そのためにも抜け漏れのないようにしっかりと準備することが重要です。
こちらでは、クッキー専門店の営業を開始するために必要な許可の取得や、営業許可申請の流れについてご紹介いたします。
クッキー専門店を開く際には、「菓子製造業許可」を取る必要があります。そもそも菓子製造業とは、以下のような業種のことを指すのです。
洋菓子や和菓子に加えて、飴やパンなど、社会通念上「菓子」と言えるものを製造する場合は、菓子製造業に該当します。
そして、菓子製造業許可を取得するためには、以下の基準をクリアしなくてはなりません。
菓子製造業の施設には、原材料庫や製造室、製品保管庫を設置し、製品の包装をする場合には包装室または包装場所も設けなくてはなりません。そして、製造室や包装室にも厳しい基準が設けられており、耐水性や照明の照度、消毒設備などの基準をクリアする必要があるのです。
また、クッキーの持ち帰りだけであれば菓子製造業許可だけで営業を行えますが、喫茶店のようにイートインもできるようにするためには、飲食店営業許可も取得しなくてはなりません。飲食店許可を取るためには、菓子営業許可の基準に加えて、手洗い場やトイレの設置などといった基準を満たす必要があります。
自身がどのようなお店を開きたいのか、そのためにはどこまでの許可が必要なのか、そして必要な書類やクリアすべき基準などを正確に確認するためにも、事前に保健所に相談して確認を取ることをおすすめします。
菓子製造業の手続きは、以下の流れで進めていきます。
菓子製造業の営業許可を取る際にはまず、保健所に事前相談をすることが非常に大切です。抜け漏れのない準備のため、忘れないようにしましょう。どのような物件であれば営業許可が下りるのかを確認する必要があるので、物件を借りる前に保健所へ相談することが大切です。
また、営業許可の申請にあたっては、基本的に以下の書類をそろえる必要があります。
「営業施設の大要」とは、施設が基準を満たしているのかがチェックできる書類です。この書類を見ながらのちに施設の確認検査が実施されるため、申請書と合わせてしっかりと保健所に事前相談するようにしましょう。
製造工程表には決まったフォームはなく、クッキーの作り方を簡単に記載すれば問題はありません。基本的な材料と製造工程を簡潔にまとめれば十分です。申請時には、1万4,000円~1万6,000円程度を納めなくてはならないので注意しましょう。
営業許可の申請を行うと、保健所の職員が施設を訪問して基準をクリアしているか検査を行います。特に問題がなければ、後日営業許可書が交付され、営業が開始できるようになります。営業許可証は、通常の場合郵送で送られてきますが、審査には2週間程度かかりますので、開業予定日に間に合うよう早めに申請を行うことをおすすめします。
許可を受けていない状態で営業を始めてしまうと、食品衛生法違反として2年以下の懲役、または200万円以下の罰金となる可能性があるため、営業をするにあたっては、必ず申請をすることが重要です。
クッキーのお店を開く際には、もちろん営業許可が必要ですが、実はそれだけでは営業をスタートさせることができません。食品を扱うためには、施設ごとに必ずある資格を持った人を置かなくてはならないのです。また、製菓業を営んでいくうえで、取得しておきたいおすすめの資格もあります。
こちらでは、クッキーのお店を開くために取得しておくべき資格や取得しておくとよい資格と、その取得方法についてご紹介いたします。
クッキーのお店を出すためには、「食品衛生責任者」の資格を取る必要があります。食品衛生法施行条例では、定められた基準に基づき許可施設ごとに食品衛生責任者を1人定めておかなくてはなりません。
食品衛生責任者は、以下のような役割を担っています。
つまり、販売店の衛生状態を一定以上に保つため、食品衛生責任者を施設に勤める誰かが取得しなければならないのです。
また、クッキーの販売をするのであればさらにおすすめできる資格が、「製菓衛生師」の資格です。製菓衛生師はパティシエなどが持つ国家資格であり、お菓子作りの知識やスキルだけでなく公衆衛生学や衛生、食の安全に関する専門知識を習得することで有資格者になることができます。
製菓衛生師はお菓子作りに関することだけでなく衛生関係の知識も備えており、食品衛生管理者資格と同等の資格だと考えられています。そのため、製菓衛生師の資格を持っていれば、申請するだけで試験を受けずに食品衛生責任者の資格を取得できるのです。
お菓子作りに関する知識やスキルを証明できるだけでなく、スムーズに営業を開始できることは、非常に大きなメリットだと言えます。また、国家資格を持っていると、海外で働く際のビザ取得に有利になることもあるのです。ご自身の今後の目的に応じて取得を目指してみるとよいでしょう。
食品衛生責任者の資格は、食品衛生責任者要請講習会を受講することによって取得可能です。講習会は1日で終了し、講習会を受講すると受講終了証がもらえます。それがそのまま食品衛生責任者資格を取得できる証明書になるため、大切に持ち帰り、保管しておきましょう。事前勉強は特に不要であり、最後に実施されるテストも受講していれば十分に答えがわかる確認テストのようなものですので、心配はいりません。
講習会は月に数回以上、定期的に実施されており、様々な会場で行われています。自分の行きやすい場所・タイミングのいいときに講習会に参加することが可能なので、忘れずに参加しましょう。申請方法は通常窓口で直接か郵送によるものがあり、受講には1万円程度の費用がかかります。地域によって詳細は異なるため、事前によく確認しておく必要があります。
製菓衛生師は国家資格であり、取得にあたっては試験に合格しなければなりません。受験する場合には、以下のどちらかの受験資格を満たしている必要があるので注意してください。
製菓専門学校を卒業している方か、菓子製造業に2年以上就業した経験がなければ受験できないため、注意しましょう。試験は各都道府県が運営して実施され、以下6科目の中から問題が出題されます。
試験形式は4択のマークシート方式であり、合格率は6~8割程度だと言われています。過去問や問題集で勉強することで、効率よく合格を目指せるでしょう。
沖縄でクッキー販売店を開くのであれば、菓子製造業許可を必ず取らなくてはなりません。菓子製造業許可の取得にあたっては申請の流れを守ることが大切ですので、ポイントを押さえておきましょう。
また、食品衛生責任者の有資格者も施設ごとに置く必要がありますので、忘れずに講習を受けることが大切です。今後の展開を考えて、場合によっては製菓衛生師の資格取得も視野に入れておくとよいでしょう。
店舗名 | SOYSOY CAFE 本店 |
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サイト名 | 沖縄県本部町のSOYSOYカフェ |
住所 | 〒905-0213 沖縄県国頭郡本部町谷茶10 |
TEL | 0980-43-6003 |
メールアドレス | shop@soysoy.info |
営業時間 | 11:30~17:30 |
定休日 | 月曜日 |
予約ページ | https://www.myfunnow.com/jp/branches/3031750689867 |
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